FC2ブログ
2013年09月/ 08月≪ 123456789101112131415161718192021222324252627282930≫10月
--.--/-- (--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--:--  |  スポンサー広告  |  EDIT  |  Top↑
2013.09/23 (Mon)

夢物語

「お前の望みは何だ?」

ランプの精が、私に問う。

「王子様が私を見つけてくれますように…」

願いをすべていう前に
夢はいつも途切れる。

叶わないんだよ。
わかってる。
でも
わかりたくない。

ハッピーエンドにならない恋愛なら、
早く終わってしまえばいいのにね。

かわいそうなお姫様は
現れるはずのない男のキスをいつまでも待って、眠ったフリをする。

悲しくて、惨めな、お姫様。

綺麗なドレスも、ビリビリに破けて、
身につけた宝石は輝きが色あせてしまった。
ガラスの靴はくすんでプラスチックのよう。

それでも、
待っている。

王子様が現れるのを。

ここで待っている。

どうして?

そんなもの、全て脱ぎ捨ててしまえばいい。
かち割ってしまえばいい。

そうして、何もかもから自由になって
月の浮かぶ湖へ飛び込むの。

肌に冷たくまとまりつく水。
長い髪はたおやかに水面を漂い、
月が彼女の乳房を淡く照らす。

成熟したこの身を開け放ち、
さらけ出し、待ちわびる事をやめたお姫様は
ただの女になって、歩き始めた。

木に絡みついた蛇が言う。

「これをお食べ。そうしてもう一つもいで、最初に出会った男にあげるのだ。」

お姫様は木の実を二つもいで、一つをかじりながら歩いた。

実を食べれば食べるほど、体の芯が暑くなる。
その熱は全身にまわり、息も荒くなった。
火照りをさましたくて、水辺を探していると、
草の上に寝転び、草笛を吹く男がいた。

お姫様は水を求めた。
男は変わりにお姫様の持っている木の実を欲した。

お姫様は水を
男は木の実を

夢中で…飲む
夢中で…かじる

求めるものは同じだった。
二人は目を合わせ、激しく唇を重ねた。
草の匂い
夜空の星
そよぐ秋の風…

熱い吐息の中で
激しく求めあう二人を
月が静かに見下ろす。

求めても求めても手に入れることのできない想いだった。

夢見た王子様を断ち切って、
この身を自由に泳がせて
お姫様はついに願いを叶えた。

「お前の望みは何だ?」
ランプの精が私に問う。

「もう二度と、夢見る王子様を望まないように。私が自由であるように。」
スポンサーサイト
[PR]

22:02  |  ちこのつぶやき  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑
2013.09/21 (Sat)

ミッドランドディナー

今夜は素敵な夜でした^ ^
夜景がとってもキレイ♡

ライトアップも幻想的。


何時間でもいたい…。
22:25  |  ちこのこと  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑
2013.09/19 (Thu)

近況

知人からの紹介で
とある方とお話しました。
私よりも若くて、顔立ちもよく、とても性欲溢れる方で、私にはもったいない方でした。

その方は、私のコンプレックスをフェチだと言ってくださって大変強く私の身体を求めてくださいました。

ですが…

私はその方を受け入れる事ができませんでした。
私の嫌っている部分を好きだとおっしゃる方は少なく、貴重な存在でもあります。
次にいつ巡り会えるかもわからない。

それでも…
ダメでした。

失礼を承知で言えば

欲情しなかったのです。

声を聞くだけで
思い出すだけで
欲情して自分を見失うほどの気持ちにはなれません。

そうなれるのは、たった一人だけ。

いつの間にか私の心の支えとなり
失う事を恐れてやまない。
そう想うのは、たった一人だけ。

それに気づいた日でしたー。
21:41  |  ちこのこと  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑
 | HOME | 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。